いつか晴れた日に

雪煙に消ゆ

nash 氏からサイト管理を任されたものですが
以前(一年前)に預かったテキストをアップします。
氏の従前の要望に添い、いくつかの文を残し、他は削除しました。

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このエントリがアップされているということは
裁判において何かしらの勝訴の判決となったのであろう。

何かしらの勝訴となったとしても
私はそれを素直に喜ぶ気持ちには、とてもなれないであろう。
それについては以前「裁判とは何か」というエントリを書いた。
あの時、神通川の河面を渡った風の所在なさを、
今でも、しっかりと覚えている。


山岳での事故は、事故要因が複数絡み合い、
撹乱因子となって、その原因究明が難しい場合がある。
その一方で、ミスと事故原因が明快になるケースもある。

大日岳遭難事故は、ミスが実に明快にわかる事例であった。


人は誰でもミスをするものである。
私もミスを犯すし、あなたも同様だ。
それゆえ、大日岳遭難事故のような事故を
私も起こす可能性があるし、それはあなたも同様だ。

しかし、半年や一年という時間が流れた後でさえ、
明白なミスを受容しない関係者の態度は、常識的な倫理を超えていた。
人はなぜそこまで醜くなれるのか?
河面を渡った風は、それに答えてはくれない。


ミスを起こした時、私たちはどのような態度を取るべきであろうか?
米国で人種差別撤廃運動に寄与した方がこんなことを言っている。

どのような態度を取るべきか、それがすぐにわからなかったとしても、
どのような態度を取るべきではないかは、歴史を知ればわかるはずだ。



高い倫理観を持った次世代の若者によって
新しい山岳の世界が構築されていくことを願いたい。

2006/6/25
  1. 2007/07/29(日) 23:07:45|
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